『オニのサラリーマン じごくの盆やすみ』
亡者が里帰りするお盆。地獄勤めのオニガワラケンは出勤し、亡者の居ぬ間に大掃除です。ブラシをかけたり針を磨いたり、サボったり。そして血の池地獄ではまさかの…。お盆休みも愉快な地獄の様子をお楽しみください。文:富安陽子絵:大…
亡者が里帰りするお盆。地獄勤めのオニガワラケンは出勤し、亡者の居ぬ間に大掃除です。ブラシをかけたり針を磨いたり、サボったり。そして血の池地獄ではまさかの…。お盆休みも愉快な地獄の様子をお楽しみください。文:富安陽子絵:大…
夏の暑さにセミの声、緑の匂いやどしゃぶりの雨。絵本の中の「ぼく」は、ある夏の一日をいきいきと過ごします。一日を通して味わう、ぼくの楽しくてうれしい気持ちの数々。ページごとの構図と色の変化も美しい、夏がつまった一冊です。作…
朝寝坊したゆうこは、朝食を一人で食べることに。 顔の描かれた茹で卵の殻を剥こうとすると…。 ずんぐり身軽な茹で卵が教えてくれるしょっぱい魔法から始まる、小さな冒険。 明日の朝ごはんには、顔つきの茹で卵をどうぞ。 さく・え…
パーティーの招待状をもらったネッドくん。 でもパーティーは、遠く離れたフロリダで開催されるのでした…。 ネッドくんの状況に合わせてカラーとモノクロのページが交互に展開する、スリリングだけど楽しい一冊です。 さく:レミー・…
浜辺へとやって来た女の子。波と向き合ったり、逃げたり、戯れたり。黒と青の二色で描かれた絵は、時に穏やかで時に荒々しい。文章がないことで、より絵へと引き込まれます。夏の思い出がぎゅっと詰まった、そんな一冊です。作:スージー…
暑い暑い夏の日。 涼しい場所を求めてペンギンが歩きます。 ようやく日陰を見つけて休んでいると…。 ペンギンたちがくつろぐ様子はかわいく、見ているだけで涼しくなってくるような。 動物たちと一緒に涼しさを味わって、暑い日々を…
ここはお母さんのひざの上。 でも視点を変えてみると、街の真ん中であったり、山のふもとであったり。 お母さんのひざの上という、あたたかくて安心できる場所。 そこから想像する広い世界はいろいろあっておもしろそう。 ゆっくり読…
煙がもんもんと漂い、蚊がぽとんと落ちる。 ひとしきり蚊が落ちたあとは、蚊ではないものが次々と…。 声に出して読むと心地よい文と、楽しい絵。 そして穏やかで美しい終わりもまた見事な、夏の風物詩を楽しむ一冊です。 作:田島征…
日々の暮らしの中で、子どもたちは待っています。 それは船だったり、ロバだったり、はたまた雨あがりだったり。 何かを待つ楽しさがにじみ出てくるような、絵の数々。 紙の手触りまでじっくり味わってください。 荒井良二さんが長新…
ここは地平線の見えるどこか。 ただならぬ雰囲気のページをめくると、突然「でました。」と顔を出す男の子。 その後もいろんなものが「でました。」と顔を出します。 いろいろ考えてみても考えなくてもとにかく出てくる、楽しい一冊で…